ENEOSカードの情報

ENEOSカード　詳細情報

ENEOSカードはカードS（スタンダード）、カードP（ポイント）、カードC（キャッシュバック）の3種類。いずれもエネオスでお得なクレジットカードです。

ENEOSカードの審査について

ENEOSカードの審査、発行はトヨタファイナンスがおこないます。トヨタファイナンスは審査が甘いという声も一部にはあるのですが、当サイト調べでは特に甘いということはありません。

審査の早さも一般的で、通常期であれば審査に1週間、カードが届くまでに10日〜2週間といったところです。また、カードS,C,Pによる審査難易度の違いや、JCBとVISAブランドによる違いはないようです。

トヨタファイナンスは、最初の枠が小さめです。新規に申し込みをした場合、与信枠が10万円ということもあります。通常、与信枠が小さいカードというのは発行がされやすいのですが、トヨタファイナンスに関してはその様なことはないようです。

また、以前のENEOSカードはNICOSが発行をしていました。その頃に比べれば審査は多少柔軟になっていますので、NICOSの頃に審査に通らなかった方は、あらたに申し込んでみるのも手と思います。

ENEOSカードSについて

ENEOSカードはカードSとカードP、カードCがあります。基本的に別のクレジットカードですので、個別に特徴を見ていきます。

なお、3カード共通の特典としてロードサービスがついています。JAFに入会するとそれだけで年会費が4,000円かかりますので、お得になります。

実質年会費無料でガソリン割引

ENEOSカードSは初年度年会費が無料。年一回でも利用すると、次年度の年会費も無料になるので、実質的に年会費無料のクレジットカードです。

その最大の特徴はENEOSのサービスステーションでガソリン・軽油が1リッターあたり2円割引になる点です。ガソリン量の制限はありませんので、月に100リットルいれる方は200円、200リットルいれる方は400円お得ということになります。

ENEOSカードPについて

カードPは、初年度年会費無料、2年目以降の年会費は1,250円+税です。

カードPは、ENEOSでは1,000円で30ポイント貯まり、そのポイントは1ポイント＝1円としてENEOSで利用できます。還元率は3％という、ものすごい高還元率のカードということになります。

例えばカードSの場合、ガソリンがリッター100円の時は還元率2％、120円の時は0.17％、150円の時は0.13％です。それに対しカードPは還元率3％ですので、年会費分を考慮しなければ明らかにカードPの方がお得です。

しかし、年会費分も考慮すると、お得度は拮抗します。以下、カードSとカードP、どちらがお得になるかの表をつくりました。ガソリン価格と普段月にいれるガソリン量で、自分に合った方のカードを選択するようにしてください。

現在（2012年11月）、地域によっても異なりますが、ガソリン価格は約140円ほどですので、月に50リッター以上ガソリンを入れる方は、年会費を考慮してもカードPの方がお得になります。

ガソリン価格	キャッシュバック率
100円	月109リットル以上ならカードP
110円	月84リットル
120円	月68リットル
130円	月58リットル
140円	月50リットル
150円	月45リットル
160円	月39リットル
170円	月35リットル
180円	月32リットル

ENEOSカードCについて

ENEOSカードCは、月間のカード利用額によって翌月のENEOSでの割引額が変動するクレジットカードです。

このカード、月のショッピング利用が多い方は一見するとお得に思えるのですが、ポイントがつかないこと、そして割引対象になるガソリン量が150リットルまでになっていることがネックです。

そのため、月7万円利用しても、お得になるのは7円×150Lの1,050円で、還元率は1.5％です。そのため、最大限効果的に使ったとしても、カードPの方がお得になってしまいます。

カードSかカードPをおすすめ

ENEOSでのガソリン割引が目的の場合、それほどガソリンを入れない方は実質年会費無料のカードSを、ガソリンを多く入れる方はカードPがおすすめです。カードCは残念ながらそれほどお得感はありません。